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【13日付CBSニューヨーク】非営利団体、米脳腫瘍財団(BTF)が、ブルックリン区ダウンタウンブルックリンのメトロテックプラザで車両に搭載した移動式のMRI(磁気共鳴画像装置)を使った脳の検診を無料で実施、脳腫瘍の早期発見を呼び掛けている。
脳腫瘍は初期症状が少なく、はっきりとした自覚症状が出たときにはすでに進行しており、手遅れになる例が多い。米国では今年だけで2万8000人が悪性脳腫瘍と診断され、既に1万7000人が死亡しているという。9月に亡くなった共和党の重鎮、ジョン・マケイン上院議員も脳腫瘍だった。
BTF会長でニューヨーク・プレスビタリアン=ワイル・コーネル病院のフィリップ・ステイグ医師は「初期は悪性度が低く、治療が十分可能。発見が早ければ摘出手術もでき、脳に与える損傷も少なくてすむ」と、早期発見の重要性を強調する。MRIでは、脳腫瘍の他、動脈瘤や脳内の異常も発見できる。
資金面で協力しているのは、転移性脳腫瘍で2年前に兄を失ったという不動産開発会社社長で慈善家のブルース・ラトナーさん。「(兄は)早く見つけていれば、もっと長生きできたのに。1人でも多くの人にこの機会を利用してもらいたい」と話す。
メトロテックプラザでの診断は16日まで。年末にマンハッタン区でも実施の予定。詳細は、www.braintumorfoundation.orgを参照。
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