デブラシオ氏側近、解任されていた

 【17日付ニューヨークタイムズ】ニューヨークのビル・デブラシオ市長の側近で、2017年11月の市長選で暫定首席補佐官として選挙チームを率いたケビン・オブリエン氏(36)が選挙後わずか3カ月で解任されていたことが、ニューヨークタイムズが入手した書類により明らかになった。2人の女性職員が昨年2月、同氏からセクハラを受けたと申し出たことが理由。市庁舎職員は解任について発表していなかった。
 申し出の内容は被害者保護の観点から明らかにされなかった。13年半ばから17年までの間、市職員からセクハラを受けたとする苦情は1312件に上る。市長は「私のチームでこのようなことが起きたことに、深く申し訳なく思う」と述べている。