ムスリム狙った テロ計画の疑い

 【22日付ニューヨークタイムズ】イスラム教徒コミュニティーを狙ってテロを計画したとして、ニューヨーク州モンロー郡グリースの警察は地元の高校に通う少年(16)とロチェスター郡の男3人を武器所持と陰謀などの容疑で逮捕し、22日発表した。
 グリース警察によると、4人はショットガンとライフル計23丁に加え、3つの手製爆弾を所持。イスラム教徒が多く住むデラウェア郡アイランバーグを狙ったテロ攻撃を計画した疑いがある。
 2017年のAP通信の報道によると、アイランバーグは1980年代、ニューヨーク市に住んでいた黒人のイスラム教徒がより良い暮らしを求めて移住、現在は「ムスリム・オブ・アメリカ」と呼ばれる全米規模の組織の本部が置かれるなど、イスラム教徒が多く暮らす場所だ。