NYポスト発行人が引退 20年勤務、「デジタル化のリーダー」

NEW YORK - AUGUST 10: Jesse Angelo, CEO and publisher of the New York Post, is pictured in the newsroom on August 10, 2017. (Annie Wermiel/NY Post)
【17日付ニューヨークタイムズ】ニューヨーク市に拠点を置く出版・メディア会社ニュースコーポレーション(ニュースコープ)は17日、傘下のタブロイド紙ニューヨークポストの発行人兼最高経営責任者(CEO)のジェシー・アンジェロ氏(45)が引退することを発表した。最高売上責任者のショーン・ジャンコラ氏が、後任として就任する。
マンハッタン区セントラルパークウエストで育ったアンジェロ氏の最初の仕事は、有名人のゴシップを扱う「ページシックス」の特派員。1999年に同紙の専属記者となった後、27歳までに都市圏担当の編集者となり、2009年に編集長に就任、デジタル版の責任者となった。iPad(アイパッド)などタブレットが情報配信の主要システムになると考えられていた当時、タブレット限定で購読できるニュースサイト「ザ・デイリー」を設立。3000万ドル(約33億円)の予算をかけたが失敗に終わった。12年に、同紙の発行人および最高経営責任者に就任。17年には「ページシックスTV」を開設した。
アンジェロ氏は「20年経った今、私が退き、ポストを誰かに託す時が来た」と表明。「ポストを心から愛している」とも述べた。
ニュースコープCEOのロバート・トムソン氏はアンジェロ氏について「ジャーナリスト、編集者であっただけでなく、ポストのデジタル化においてリーダーシップを発揮してくれた」とたたえた。

アンジェロ氏。ニュースコープの公式ホームページより
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








