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【17日付ウォール・ストリート・ジャーナル】マンハッタン区のペンステーションでこの夏行われる修復工事を巡り、米鉄道旅客公社(アムトラック)、ニュージャージートランジット(NJT)、ロングアイランド鉄道(LIRR)の3社は同駅に乗り入れる本数などの交渉を開始した。
脱線事故を繰り返したことを背景に、同駅の修復工事は2017年の7月と8月に開始、処理能力は20%低下した。主に駅西側にある分岐器と信号機の連動制御装置(インターロッキング)に手を入れたため、NJTは、マンハッタンに入る手前のホーボーケン駅に多くの便を迂回させた。LIRRも同様に、ブロンクス区やクイーンズ区の駅に列車を回して、ペンステーション駅に乗り入れる便を間引いた。これがさらなる混雑や列車の遅延につながり、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事が呼んだように、利用客にとっては「地獄の夏」となった。
アムトラックの広報担当、ジェイソン・アブラムス氏によると、この夏は、駅東側にあるインターロッキングの修理が主となる。そのため、アムトラックとLIRRで影響が大きいと見ているが、NJTにも波及するという。
Update 1.23
ニューヨーク州都市交通局(MTA)は22日、メトロノース鉄道でブロンクス区とペンステーションを結ぶ新たな駅を設立する計画に許可を下ろしたと発表した。同区ハンツポイント、バンネスト、モリスパーク、コープシティーに計4駅を建設するという。
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