RELATED POST
1970年代にパンクロックバンド「イレイサーズ」で活動後、人権派の弁護士から移民関連の判事に転身したスーザン・ベシュタさんが2日、マンハッタン区のホスピスで脳腫瘍のため死去していたことが分かった。67歳だった。ニューヨークタイムズが10日、報じた。
同紙によるとベシュタさんは中西部ウィスコンシン州の出身。その後住んだカリフォルニア州からヒッチハイクでマンハッタン区へ。当時流行していたパンクロックに感化され、独学のギターとボーカルで友人らとイレイサーズを結成。ローワーマンハッタンのロッククラブ「CBGB」などを根城に活躍した。
1989年に弁護士に転身。虐待被害者や移民を支援した他、差別反対の立場を貫いた。元バンド仲間のデビッド・エボニーさんは「女性や同性愛者の権利擁護には常に情熱を燃やしていたから、自然な成り行き」と振り返る。ベシュタさんは当時、地元紙のインタビューに「私のような、ぽっと出が若い女性の手本になれれば」と心境を述べていた。2002年、市の国土安全保障省で移民を扱う仕事に従事。昨年3月、米司法省下の移民裁判所判事に指名されたが、同月脳腫瘍と診断された。摘出手術を受け、一時は回復していたという。
親しい友人のシルビア・リードさんは同紙に「(ベシュタさんは)誰に対しても思いやりを持ち、権利を保障すべきとの信念を持っていた」と惜しんだ。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








