マンハッタン区タイムズスクエアがカーフリー(車両通行禁止)になって今年で10年。4日、記念式典が開催された。amニューヨークが5日、レポートした。
「歩行者優先は単なる特典ではない。生活の質や町の活性化を促す投資だ」と指摘するのは、市運輸局のジャネット・サディック=カーン元局長。10年前、カーフリーは「常軌を逸した政策」と考えられていたと語る。今では多い日には46万人が訪れるタイムズスクエア。周辺地域の家賃も3倍に高騰した。同紙は「紛れもない成功策」と評した。
同区を本拠にする非営利のシンクタンク「マンハッタンインスティチュート」は、同区ロックフェラーセンターやトランプタワー周辺をカーフリーにするよう提案。ところが、ドライバーや実業界からの反対を懸念して、デブラシオ市長は及び腰だ。市長は今年4月、同区ローワーマンハッタンでのカーフリー実施案を発表しているが、これについても「混雑悪化を考えて、バランスを取る必要がある」と二の足を踏む。
こうした中、ブルックリン区選出のブラッド・ランダー市議(民主)はこの夏、同区ケンジントンのアベニューCプラザを期間限定でカーフリーにすることに成功。バングラデシュ出身者やラテン系住民が多い地域だといい「町に繰り出して顔を合わせればお互いを受け入れやすくなる」と語っている。
タイムズスクエア、カーフリー10年 「紛れもない成功策」
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