危険な暑さ、5万戸で停電 復旧まだの場所も

 ニューヨーク市は20日から21日にかけ、猛烈な暑さに見舞われた。米国立気象局(NWS)によるとマンハッタン区セントラルパークの最高気温は両日、華氏95度(摂氏35度)を記録。クイーンズ区のジョン・F・ケネディ国際空港では20日、華氏99度(摂氏37.2度)まで上がり、観測史上最高となった。
 危険な暑さが続く中、市とウエストチェスター郡では21日、少なくとも5万戸で停電が発生した。うち3万戸はブルックリン区のカナルジー、ミルベイシン、フラットブッシュなどの地区。電力会社コンエジソンは22日朝の時点でおよそ3万戸が復旧、残りの約2万1000戸は同日午後にも復旧すると発表。同区内の2カ所でドライアイスを無料で配布した。