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現役最高齢の理容師としてギネスブックにも載った、アンソニー・マンチネッリさんが19日、ニューヨーク州オレンジ郡ニューウィンザーの自宅で亡くなっていたことが分かった。顎のがんを患っていたという。108歳だった。ニューヨークタイムズが26日、報じた。
1911年3月2日イタリア、ナポリ生まれ。8歳のときに家族と共に米国に移住。ニューヨーク市からハドソン川を1時間ほど北上した、オレンジ郡ニューバーグ市の親戚のもとに身を寄せた。11歳で理髪店の下働きを始め、12歳で理髪師となった。高校を中退後、「フルタイム」の理髪師として働き始めた。
30年代に、同市にアンソニーズ理髪店を開業し、40年間営業した後、店を売却し、他の理髪店で働き続けた。第2次世界大戦で出征した以外、今年7月に引退するまでの間、ずっと髪を切り続けた。
96歳のとき、ギネスブックが「世界最高齢の理髪師」に認定。以来、地元の市民団体や政治家などから表彰され、数々のメディアにも登場した。ここ数カ月、体力の衰えが著しく仕事中に倒れるなどしたため、雇用先の店主が引退を勧めたという。
同紙の昨年のインタビューでは、「祖父の代から息子、孫、ひ孫まで四代続けて髪を切った客もいる」と話していた。知人によると、生涯、薬も飲まず老眼鏡もかけなかった。これといった運動もしなかったという。長寿の秘訣を聞かれ「神さまの思し召し。細いスパゲティを食べていると太らない」と答えていた。
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