オスカー俳優に 新疑惑 痴漢裁判で検察が明かす

 マンハッタン区タイムズスクエアのバーで今年6月、女性の胸をまさぐったとして起訴された俳優のキューバ・グッディング・ジュニア被告(51)が、別の内容で新たに起訴されていたことが分かった。同区で10日始まった陪審裁判の冒頭で、検察側が明らかにした。各メディアが報じた。
 報道によると新たな起訴内容は既存の疑惑に加え、これまで起訴されていない内容を含む。検察は陪審員の選定を延期するよう申し立てた。新たな起訴内容の詳細は15日の罪状認否まで非公開とされている。
 アカデミー賞受賞歴もあるグッディング被告は6月、告発を受け自ら出頭、強制接触と軽度の性的虐待の罪で起訴された。これらの起訴内容について否定している。