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約60年にわたりニューヨーク市民にリベラル派の声を届けてきたラジオ局、WBAI-FMが事業の大部分を打ち切ったと、カリフォルニア州を拠点に同局を経営するパシフィカ財団が7日、発表した。スタッフ12人のうち10人が解雇され、同局制作の番組は傘下の他局の番組に入れ替えられている。
WBAIは1960年に放送を開始。政治ニュースの他、左派や進歩派、リベラル派の意見を代弁する番組や、こうした視点からの解説番組、音楽番組などを手掛けてきた。同日付ニューヨークタイムズによると、聴取率は低いが根強い影響力を持ち、「左翼の拠りどころ」として親しまれてきた。
同局で番組の司会を担当するアレキサンダー・アーベリスさんが同紙に話したところによると、同局のゼネラルマネジャーから「聞き慣れない番組が流れている。つまり、あなたの番組は打ち切りということだ」というメールが届いたという。「信じられない」と当惑した様子を示した。
同財団の発表によると、WBAIはここ数年負債が増え、資金集めも順調ではなかった。傘下の他局が支援していたが、限界に達したと判断したという。現在、同局は再開に向け、ホームページで寄付を募っている。
ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官は「非常に残念。復活を期待する」とツイートした。

WBAIの公式ホームページより
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