Gulliver USA 車の豆知識 第90回 高速走行と低速走行、より消耗するのはどっち?

高速走行と低速走行、より消耗するのはどっち?

 お答えします。エンジンへの負担が大きい、すなわち、より消耗するのは低速走行です。低速走行時は、高速走行時と比べて「スラッジ」と呼ばれる不純物がエンジン内で発生しやすかったり、エンジン内部のパーツ「カムシャフト」への負荷が大きかったりします。
 逆に、高速走行時は、エンジンにほとんどストレスがかかりません。車は、一定速度で走っているときが一番楽なのです。また、4000回転を超してエンジンを回しているときには、前述のスラッジもエンジン内で燃焼しやすくなります。とはいえ、ずっと4000回転で走るということは相当、早い時速になってしまいます。この状態を続けることはできませんが、高速道路で上り勾配のときなどは4000回転を超えることもあります。

発進時と加速時にも負担が
 発進時や加速時など車が「力」を使うときに、エンジンやトランスミッションに一層の負荷がかかります。「腰が重い」という言葉があるように、何事も動き出しに最もエネルギーを使うのです。いったん動いてしまえば、あとは意外と楽ですよね。車も人間と同じなのです。
 車は発進時、エンジンとトランスミッションに負担が大きいとお伝えしましたが、それでは減速時や停車時はどうでしょう?
 この場合、動力に反発(相殺)する力が必要です。もうお分かりですね、ブレーキです。減速するにも停車するにもブレーキを使います。また、前へ行こうとする車体を支えるサスペンションにも負荷がかかります。
 これら負荷がかかる状態が発生すること自体は仕方ないのですが、「急」な運転をしてしまうと、この負荷が何倍にもなります。もちろん、必要以上に回転数を上げたり、急加速を繰り返したりすると、エンジントラブルが多くなりますので、そのような運転は控えましょう。

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