DNA鑑定で容疑者を逮捕 32年間未解決の殺人事件

 DNA鑑定により、コネティカット州で32年前に起きた父子殺人事件の容疑者が見つかり、11月に逮捕されていたことが分かった。ニューヨークタイムズが10日、報じた。
 1987年8月27日、同州ニューヘイブン郡ハムデンに住むフレッド・ハリスさん=当時(59)=と息子のグレッグさん=当時(23)=と連絡が取れず、心配した親戚がハムデン警察に通報。同警察はハリスさんの自宅寝室で、腕を後ろ手に縛られ、胸部と喉を刃物で深く刺され死亡している2人を発見した。
 同警察はただちに、性的暴行事件で同警察に逮捕され保釈中だった、当時22歳のウィリー・マクファーランド被告を取り調べたが、同被告は犯行を否定。しかし事件から9年後、同被告はハムデン警察に金銭目的で2人を殺害したと自白。供述には、犯人でなければ知り得ない事実が多く含まれていたが、肝心の物的証拠に欠いていたため逮捕に至らなかった。
 しかし、今年1月、同州の犯罪研究所が実施したDNA鑑定の再調査で、現場で見つかった手袋から採取されたDNAの一部と同被告のDNAが一致。同警察は先月、マクファーランド容疑者(52)を逮捕したと発表した。
 先週、出廷した同被告は、罪状認否を拒否。同被告に対し、200万ドル(約2億1740万円)の保釈金が設定されているという。