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ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は12月31日、1つの事業体が設計と施工を請け負うことができる「一貫契約」を州内で許可する法案に署名した。法案施行により、病院建設やスタテン島フェリーのターミナルの再開発などを従来より迅速かつ経済的に行えるとしている。ウォール・ストリート・ジャーナルが2日、報じた。
ニューヨーク州都市交通局(MTA)やニューヨーク・ニュージャージー港湾局(PA)は、ブルックリン区とクイーンズ区を結ぶコジオスコ橋の架替えを含む主要な公共事業プロジェクトで既に一貫契約を実施。署名は、同契約を州全体に拡大するもの。ニューヨーク市では、1000万ドル(約11億円)を超えるプロジェクトが対象。賃金やその他の基準を設定するために、建設業界の労働者組合が承認する労使契約を結ぶことが条件。デブラシオ市長は「手続きが簡素化され、図書館や道路、橋の改築・新築に活用できる」と歓迎。49の建設工事で合計3億ドルの節約が見込めるとしている。
また、クオモ知事は同日、ハドソン・リバー・パーク内の自転車専用道路での負傷や器物損壊に州が責任を負うとする法案には拒否権を発動。ハドソン通りのピア40に商業用スペースを建設する法案も退けた。
知事は、ピア40はマンハッタン区に残された希少な公共スペースであるとして、「保護されなければならない」と述べた。
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