恒例の慈善行事に5000ドル寄付 T.I.C.レストラングループ

 マンハッタン区イーストビレッジを管轄するニューヨーク市警察(NYPD)第9分署は昨年12月14日、年末恒例のチャリティーイベント「全ての子どもたちにプレゼントを」を開催した。
 同イベントは、同地域の住民の大多数が低所得の移民やアーティストだった40年前から欠かさず続けられている。幼少時に同イベントに参加し、成人後、自分の子どもを連れて来る人などで年々、規模も拡大している。
 同地域を中心に飲食店を展開するT.I.C.レストラングループ代表の八木秀峰さんは1996年から同イベントに参加、寄付を続けている。2013年からはレストラン「タカハチ」の高橋浩之さんと「ラーメン味噌屋」の西田則光さんが加わり、日本食料品の輸入・卸売会社ダイエートレーディング会長の武田宜己さんも仲間となり今年は、イベントの活動資金に約5000ドルを寄付した。八木さんは、 「日本人コミュニティーだけでなく、地元のコミュニティーを支えていかなければならないと痛感している。今後もこの活動を続けていく」と力強く話した。

左から地域評議会秘書のキャロル・プトレ=チェイズさん、
同代表のニール・バールスキーさん、高橋さん、
NYPD第9分署のジェイミー・ヘルナンデス刑事、八木さん、レイ・レイデン刑事、西田さん


NYPD 9th Precinct, Community Affairs
☎212-477-7805