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ニューヨーク市警察(NYPD)が2019年、Jウォークで、召喚状を発行した歩行者の90%がアフリカ系またはヒスパニック系だったことが分かった。Jウォークとは、交通規則や赤信号を無視して渡ること。交通情報サイト、ストリーツブログが27日、市の公開資料を基に報じた。
NYPDが昨年1年間に、「違法または危険な道路の渡り方をした歩行者」に発行した召喚状の数は397通で、その89.8%に当たる354通がアフリカ系またはヒスパニック系の歩行者に発行されていた。召喚状を発行された歩行者の89.9%をアフリカ系またはヒスパニック系が占めた、昨年の1月から9月の調査とほぼ同じ結果となった。
昨年の1月から9月までの調査では、召喚状の52%がブロンクス区で発行されていた。混雑するマンハッタン区で発行されたものはわずか9%で、地理的な偏向が見られる。
Jウォークに対して発行された召喚状の40%が、市の77の警察管区のうちのわずか3区で発行されていた。ブロンクス区の42管区では54通の召喚状の94%、同区の40管区では、53通の召喚状の96%、同区の第44管区では、37通の97%がアフリカ系とヒスパニック系に発行されていた。
コリー・ジョンソン市議会議長はツイッターで、「有色人種を取り締まりの対象にしているようでは、同コミュニティーとNYPDの前向きな関係構築は望めない」と批判。
NYPDは取締りにおける人種的偏見を否定している。
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