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トランプ大統領は18日、11人の恩赦を発表。そのうちの1人、ニューヨーク市警察(NYPD)の元本部長、バーナード・B・ケリック氏(64)について、ニューヨークタイムズが同日、報じた。
ケリック氏はNYPD勤続6年目の刑事だった1993年、市長選に出馬していたルドルフ・ジュリアーニ氏のボディーガード兼運転手を務めた。当選したジュリアーニ氏は97年、高校中退の同氏を市の矯正局長に抜擢。ジュリアーニ氏は2000年の市長再選を契機に、ケリック氏をNYPDの本部長に任命した。市長「子飼い」の本部長に就任した翌年、同時多発テロが発生。ジュリアーニ氏とケリック氏の知名度は全米レベルとなった。
ジュリアーニ氏は市長退任後、自身が経営するセキュリティーコンサルティング会社にケリック氏を雇い、同氏は数年間で数百万ドルの報酬を得たという。
ジュリアーニ氏のケリック氏に対する「寵愛」はとどまるところを知らず、元市長は04年12月、当時のブッシュ大統領に同氏を国土安全保障省の長官に指名するよう求めていたという。しかし、ケリック氏は06年6月、犯罪組織との関係が疑われる建設会社に自宅の改修工事を依頼したとして起訴。2件の軽罪を認め、罰金を支払い実刑を逃れたが、10年に、脱税およびローン申請書への虚偽申告、連邦政府への虚偽陳述などで連邦裁判所から4年間の実刑判決を受け、3年で釈放された。
今回の恩赦については、現在はトランプ大統領の顧問弁護士を務めるジュリアーニ氏からの強力な「プッシュ」があったとされる。

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