2020年2月26日 NEWS

NY州でバイデン氏苦戦   サンダースとブルームバーグ氏が人気

 シエナ大学研究所が24日に発表した世論調査の結果によると、4月28日にニューヨーク州で予定されている民主党の大統領候補を選ぶ予備選で、バーニー・サンダース上院議員とマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長に投票するとの回答が、ジョー・バイデン前副大統領を上回っていることが分かった。
 今月16日から20日にかけて州内の登録有権者658人を対象に行われた月例の世論調査で、民主党支持者315人に予備選で誰に投票するか質問したところ、25%がサンダース上院議員、21%がブルームバーグ前市長と答えた。バイデン前副大統領と答えたのは13%で、エリザベス・ウォーレン上院議員は11%、前インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブティジェッジ氏とエイミー・クロブシャー上院議員はそれぞれ9%だった。
 民主党支持者の33%が、トランプ氏に勝てる確率が最も高いのはブルームバーグ前市長と答えた。ニューヨーク市で支持率が最も高いのはブルームバーグ前市長で27%、サンダース氏が19%で続いた。
 共和党支持者の72%は、トランプ氏が再選されると回答。各候補者とトランプ氏を比較した調査では、全ての候補者の支持率がトランプ氏を上回っていたが、各党支持者を含む全ての調査対象者の62%が、トランプ氏が再戦されるだろうと答えていた。
 ニューヨーク州の民主党支持者を対象に実施した11月の調査では、バイデン前副大統領がリードしていた。

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