RELATED POST
ブルックリン区ケンジントンでタクシー会社を経営するアレクセイ・メドベドフスキーさんは2週間前、配車アプリ、マイル(Myle)を立ち上げた。先行する大手、ウーバーとリフトに挑戦する。ウォール・ストリート・ジャーナルが3日、報じた。
おしゃれなビルにオフィスを構える大手とは異なり、マイルのオフィスは、ケンジントンにあるニューヨーク市タクシーグループの修理用ガレージの中にある。もちろん間借りだ。仕事は家族を含むタクシー会社の従業員30人が掛け持ちでこなす。既に配車アプリに登録した運転手が新しいアプリに登録する例は少ないが、1500人のタクシー運転手を含む6000人がマイルに登録済みだという。
メドベドフスキーさんは1994年、12歳の時にウクライナから家族で移民。父親がタクシー運転手になると修理工場で働くようになった。高校に入学するころには、小さなタクシー会社で正社員としてディスパッチャーの仕事を担当。2004年にその会社を引き継ぎ、ピーク時にはタクシー300台、運転手600人を抱えた。しかし、配車アプリの影響で収益は半減。「失った仕事をマイルで少しでも取り戻すことができれば」と期待をかける。
同紙の記者が実際にアプリを使ってみると、3回とも車が到着するまでに15分かかり、そのうちの1回は、到着した車を見つけるまでに数分かかった。乗り心地もいまひとつで、乗車途中でファンベルトが切れたことも。ただし料金は、記者が使った配車アプリの中で最低だったという。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








