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個人宅を利用したブルックリン区ウイリアムズバーグのカラオケ店「ライオンズ・ロアー・カラオケ・ハウス」は週末ともなると大にぎわい。ユニークな経営についてニューヨークタイムズが5日、報じた。
店主のロベルト・ウイリアムズさん(52)と妻のザイダさん(47)は以前、出張カラオケ業を営んでいたが2008年に廃業。ところが12年、自宅に「カラオケをしたい」と電話がかかってきた。相手は、「検索で出てきた古いウェブサイトを見つけて電話をした」と説明。以来、同じような問い合わせが続出。「エアビー・アンド・ビーなどの民泊が普及した今、知らない人と自宅をシェアするのもあり」と夫婦は16年、自宅の居間をカラオケ店にして開業した。
居間の天井には気分を盛り上げるためミラーボールを設置。暖炉もあつらえて、料金は10人以下で1時間125ドル。25ドルの清掃代も追加され割高だ。それでも昨年は10万ドルの売り上げを達成。家具の破損も数えるほどで騒音の苦情も少ないという。常連客は、「歌が下手でも気持ちよく歌える唯一の場所」と絶賛している。
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