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ニューヨーク州裁判所管理局が集計した過去3年間のデータによると、ニューヨーク市内で、有罪率に地域差があることが分かった。ニューヨークポストが2月29日、報じた。
ブロンクス区では、陪審員による裁判328件中175件が有罪となり、有罪率は57%だった。判事のみの裁判はより温情的で、25件中7件と28%だった。一方、スタテン島では陪審員裁判の44件中39件が有罪で有罪率は88%。判事のみの裁判は6件中5件が有罪で有罪率は83%だった。ブルックリン区では陪審員裁判が72%、判事の裁判が82%、マンハッタン区ではそれぞれ76%と72%、クイーンズ区は74%と68%だった。
元検察官で、長年にわたり弁護士として活動するマーク・フォンテさんは、自身の35年間の経験を基に「スタテン島の陪審員は保守的で警察に好意的。他4区の陪審員は警官の証言を『聖書』のように信じることはない」と話す。弁護士のゲーリー・デフィリッポさんも、「スタテン島で石を投げれば公務員に当たる。陪審員はたいてい白人で、その多くが警官か消防士」と指摘。「陪審員は地域の民意と体験を反映する」と話すのは人権派弁護士のロン・クービーさん。「ブロンクス区民は警官を信用していない。スタテン島の住民は警官そのもの。それ以外の区はその中間。マンハッタン区の陪審員は、金融関係者や教師、社会福祉士と多彩だが、誰が陪審員になるかで左右される」と述べた。
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