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トランプ氏とトランプ氏の一族が経営するトランプオーガニゼーションが、1980年代から90年代にニューヨーク市の税務査定官に賄賂を渡し、同社が所有するビルの査定額を低く見積もらせ、本来よりも低い固定資産税を払っていた事件を巡り、元税務査定官5人と同社の元社員が改めて、調査報道サイトのプロパブリカに告白、同サイトが11日、報じた。
同事件は、市の税務査定官が35年以上にわたりトランプオーガニゼーションから1000万ドル以上の賄賂を受け取り、562以上の物件で評価額を低く報告していたというもの。
今回証言した5人を含む18人の税務査定官が2002年、マンハッタン区連邦地方裁判所に起訴され、死亡した1人を除く全員が罪を認めた。ビルの所有者は起訴されなかったが、関係する一部の物件の住所が公開された。5人のうち2人は個人的に賄賂を受け取ったと証言。3人はそのことを間接的に知っていたという。
報道によると、トランプ氏が個人的に賄賂について知っていた、または関与していた証拠は見つけられなかった。トランプ氏と同社は当時、不正行為を否定している。
元市税務査定官の1人は、同社が賄賂の支払いに応じた際のことをよく覚えていると話し、別の2人は、同社が95年に購入したウォール街40番地のビルに関して同社の不動産の仲介をしたトム・マッカードル氏から賄賂を受け取ったと話した。同裁判の証人となっていたマッカードル氏は起訴されず、13年に死亡している。
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