米航空大手、変更手数料を撤廃 新型コロナで3社

 【ニューヨーク共同】米航空大手のアメリカン航空とデルタ航空は8月31日、国内線搭乗の変更手数料を撤廃した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う顧客サービス改善策で、30日に撤廃を発表した同業大手のユナイテッド航空に追随した。
 デルタのバスティアン最高経営責任者(CEO)は声明で「顧客が安心して予約し、旅行できることを望んでいる」と述べた。3社とも感染拡大を受け期間限定で無料にしていたが、業績低迷が続いており、撤廃により需要喚起を狙う。
 11月の大統領選を巡る思惑も絡んで与野党協議が難航している米政府による支援の延長を促す思惑もありそうだ。

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