電車やバス内でのコロナ感染調査 水ベース飛沫を空気中に放出し実験

 ニューヨーク州都市交通局(MTA)は来年早々に、米国土安全保障省(DHS)およびマサチューセッツ工科大学(MIT)と共同で、バスや電車内での新型コロナウイルスの感染に関する調査を行うことを計画している。ウォール・ストリート・ジャーナルが15日、報じた。

 調査は、6フィート以内の距離で人が吸い込むことができる呼吸器飛沫を模したものや、さらなる距離を浮遊し何時間も空気中に留まることができる小さな粒子など、さまざまな種類の安全な水ベースのエアロゾルを、運行に使用されていない無人の車内で、空気中に放出して行われる予定。通常の状態の車両だけでなく、ドアや窓を開けた状態や、換気および空気ろ過システムが強化された車両でも行われる。調査を主導するMITリンカーン研究所の研究者であるメガン・ラムジー氏は、「ウイルスに感染する相対リスクと緩和方法の有効性を理解するために、空気中と表面の汚染を測定することが調査の目的である」と述べた。米国疾病予防管理センター(CDC)が初夏に、物質の表面ではなく長期間にわたる人と人との交流が感染の主な原因であると発表したことから、ウイルスとの闘いの重点は、表面から空気中にシフトされた。調査チームは、1月下旬または2月上旬に調査を開始し、春先までに結果を出すことを目標としている。

写真はイメージ(Photo: Yurika Fukagawa / 本紙)

>>> 最新のニュース一覧はこちら <<<

タグ :