自殺相次ぎNY新名所が当面閉鎖 身投げ防止対策を検討

 【ニューヨーク共同】米ニューヨーク市の大規模再開発地区「ハドソンヤード」の新名所として観光客の人気を呼んでいた展望台「ベッセル」が12日から当面の間、閉鎖されることになった。ニューヨーク・タイムズ紙が同日伝えた。

 昨年から投身自殺が相次ぎ、11日にも身投げがあったためで施設側は自殺防止対策を検討する。ベッセルは開発の目玉となった巨大パブリックアートで、多数の階段と踊り場の高さ約45メートルを徒歩で上り景色を楽しむ構造だった。

 ただ、階段の手すりの高さは大人の胸程度で、安全面での問題を指摘する声もあったという。過去1年以内に3人が飛び降り自殺した。

Yurika Fukagawa / 本紙

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