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思わぬ「お宝」発見
ゴミあさりがブーム「ゴミの収集家」も
ニューヨーク市内でゴミあさりがちょっとしたブームになっている。コロナ疎開や巣ごもりで、不用品を捨てるニューヨーカーが増えており、思わぬ「お宝」を発見することがあるからだ。24日、ニューヨークタイムズが報じた。
シャンデリアからティファニー製ブレスレット、ビンテージ物のベルベットチェアまで。市内で捨てられるゴミの中には高価な逸品が紛れている。マンハッタン区のアルファベットシティーでは、木製のピアノが捨てられていた。「ゴミは増える一方」と語るのはジェシカ・ウルフさん(36)。昨年夏にインスタグラムに@stoopingnycを立ち上げた。今では1万人を超すフォロワーがいる。「ウェイフェアで400ドルもするような家具もある。節約できる」と利点を強調する。
暇で始めたゴミあさりが「ポケモンGO」のようで、病みつきになったという「ゴミの収集家」もいる。ドマーク・ダヨンドンさん(34)もその1人。最近もチーク材でできたアンティークの中国製ドレッサーをゲット。こうしたお宝をクイーンズ区アストリアの1ベッドルーム・アパートに運び込み、せっせとイケアの家具と入れ替えている。テーブル、ランプやリカーバー。「悪い癖がついてしまった。不要なものまで溜まっていく」と苦笑いしている。

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