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市長予備選・依然混戦の民主党
最終討論会で白熱した議論を展開

ニューヨーク市長選、予備選挙の投票日はいよいよ来週火曜日。民主党から出馬している8人の主要候補者が16日、最後の討論会を行った。同日、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。
ホームレス対策を巡り、企業家のアンドリュー・ヤン氏は「精神病棟のベッド数を増やす」と回答。スコット・ストリンガー会計監査官はコストがかさむことを指摘し「意味をなさない。提案でも計画でもない」と批判した。ショーン・ドノバン元連邦住宅局長は「市の公共住宅に400億ドルをつぎ込む」と公約して他の候補と一線を画した。
犯罪防止に関しては、治安を最優先政策に掲げるブルックリン区のエリック・アダムス区長が「銃の過剰蔓延が市を滅ぼしている」として銃規制に言及。デブラシオ市長の元顧問、マヤ・ワイリー氏は「警官増員は解決にならない」と発言。警察予算を精神衛生やソーシャルサービスを提供する部局に振り分けることを約束し、進歩派であることを印象づけた。
最近の世論調査ではアダムス氏が24%の支持率でリード。キャサリン・ガルシア元清掃局長が17%、ワイリー氏が15%で続く。ヤン氏は13%と後退した。市内では民主党支持者と共和党支持者の割合が6対1。民主党の予備選当選者は次期市長になることが確実視されている。
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