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NY州内の6刑務所、来年閉鎖へ
収容者数、ピーク時の半分以下

ニューヨーク州は8日、収容者数が年々減少している現状を踏まえ、来年の早い時期に6つの州立刑務所を閉鎖する計画を発表した。収容者の数はピーク時だった1999年の半分以下になっており、閉鎖される各施設は定員を大幅に下回っている。ニューヨーク・タイムズが9日、伝えた。
ホークル知事は、クオモ前知事が進めていた州内刑務所の削減計画を継承。クオモ氏は約11年の任期中、18刑務所を閉鎖した。刑務所の収容者は、1999年の約7万3千人と比べると、現在は56%減の約3万1000人にまで減少している。閉鎖計画は来年3月までに遂行される見通しで、全ての収容者は他の施設に移送されるという。
今回の計画が実施されることで、節税効果は1億4200万ドルに上ると見込まれている。閉鎖される刑務所の大半は州の北部に位置。勤務者約1700人については、他の施設などに異動する。ニューヨークの州立刑務所は44カ所となる。
共和党からは「閉鎖は、州北部の地域社会にとっては何の利益にもならない。公共の安全性を一歩後退させることになる」「地域に壊滅的な打撃を与える」などと、ホークル氏を非難する声が噴出。これに対し、民主党内では「閉鎖によって節約された資金が、薬物治療などに再分配される」などとする見方が出ている。
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