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シティバイク、需要追いつかず
パンデミックの自転車人気で

パンデミックの最中、自転車の人気が高まったことで、ニューヨーク市の自転車シェアシステム「シティバイク」は、需要に追いつくことができず悪戦苦闘している。ニューヨーク・タイムズが2日、報じた。
リフト(Lyft)が運営する同システムは、2013年にマンハッタン区とブルックリン区の一部で、6千台の自転車と1万2千カ所のバイクステーションでスタート。現在は2万4千台の自転車と4万7千カ所のステーションに増えた。システムはスタテン島を除く市内全地区に拡大し、米国内で最大の自転車共有システムに成長した。一方で、パンデミックの間、自転車人気が高まり需要が増えたことで、利用者からは「ステーションに自転車がない」、「自転車がいっぱいで返却できない」などの苦情が出ている。
シティバイクによると、パンデミック以来の利用者の増加と予測不可能な通勤パターンにより、自転車とステーションを均等に分散させることが困難になったという。同社と市運輸局は、マンハッタン区とクイーンズ、ブルックリン両区の一部で、来年末までに8千カ所のステーションと4千台の自転車を追加することを計画。24年末までには、合計7万5千カ所のステーションと4万台の自転車を所有することを目標にしている。
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