過剰投与、無免許医療処置で提訴 耳の感染症で死んだ犬の飼い主

 

 

過剰投与、無免許医療処置で提訴

耳の感染症で死んだ犬の飼い主

 

パッチョーグ動物病院=2019年11月(グーグルストリートビューより)




 ロングアイランドの獣医が、鎮静剤カクテルの過剰投与や、免許を持たない受付係にリスクの高い医療処置を行わせ、耳の感染症の治療で来院した犬を死なせたとして、飼い主が18日、サフォーク郡の高位裁判所に提訴した。ニューヨークポストが19日、伝えた。

 原告のウィリアム・ワトキンスさん(68)は2020年6月、8歳のブルーノーズ・テリアの「タロー」をパッチョーグ動物病院に連れて行った。獣医のエバ・アームフィールド被告は、犬を落ち着かせ診察を容易にするため、次回の来院前に、鎮静剤カクテル(ガバペンチン1200mgとトラゾドン600mg)を与えるよう指示。約2カ月後の来院日、自力で歩いていたタローが来院から1時間後に意識を失い、まひ状態となった。原告は、駐車場から被告に3度電話し助けを求めたが、被告は「薬が切れてくれば良くなる」と言って、帰宅を促した。タローはその翌朝、死んだ。


 原告は、自宅で鎮静剤カクテルを服用していたタローに、来院後、更にカクテルを過剰投与し、心臓疾患が悪化したことが死因だと主張している。また、医療処置を行うための訓練を受けておらず、法律で義務付けられた米獣医協会認定の学位も持っていない受付係が、手術中の犬の臓器や麻酔の監視、レントゲン、薬の投与など、動物看護師が行うべき処置を行ったことは違法であると非難している。




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