乗り放題の試験期間を4カ月に MTA、恒久的措置も検討

MTA New York City Transit President Andy Byford and Congressman Max Rose hold a ceremonial ribbon cutting at the Yukon Depot on Mon., June 17, 2019 to announce that 77 new buses are going in service on local and Select Bus Service routes on Staten Island. This, as the OMNY contactless fare payment pilot program has met with success beyond initial projections...OMNY reader..(Marc A. Hermann / MTA New York City Transit)
乗り放題の試験期間を4カ月に
MTA、恒久的措置も検討

ニューヨーク州都市交通局(MTA)は7日、タッチ式改札システム「OMNY」の利用者を対象に、今月末から試験的に始める運賃の上限設定プログラムについて、期間を4カ月とすることを明らかにした。事実上、乗り放題となる利用状況が上々であれば、恒久的な措置とすることも検討している。ゴッサミストが同日、伝えた。
メトロカードを段階的に廃止し、OMNYに切り替えるとしたMTAの当初スケジュールは1年以上遅れているが、2024年初頭にはメトロカードを廃止する意向だ。各駅には、OMNYカードの自動販売機を新たに設置する。現在、OMNYを利用するには、クレジットカードと連携したスマホを使うか、ターゲットなどでカードを購入する必要があり、利便性が向上する見通し。自動販売機の試作品テストはテネシー州の工場で行われ、問題なかったとしている。
28日からスタートする今回のプログラムは、市内の地下鉄とバスを対象に実施。33ドルを事前に支払った利用者は、月曜の午前0時から日曜の午後11時59分までの間、地下鉄とバスを何度でも乗り降りできる。毎回、運賃を払ったケースと比べると、12回乗車したのと同じことになる。
MTAは、ニューヨーク市内の通勤電車をラッシュ時間帯以外に利用する人向けに「シティチケット」(5ドル)も近々販売する。
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