米で凶悪犯罪容疑者を一斉検挙
NY市は339人逮捕
連邦保安官局(USMS)は6日、6月に全米で凶悪犯罪容疑者の一斉検挙を実施し、ニューヨーク市内だけで339人を逮捕したと発表した。同日、ニューヨーク・ポストが報じた。
この摘発は「オペレーション・ノース・スター」と呼ばれる作戦で、全米10都市で展開。逮捕者は1501人に上る。銃火器166丁、現金5万3600ドル、違法薬物類33キロ超も押収している。ニューヨーク市内での逮捕にはNYPDが協力。殺人・殺人未遂容疑者41人、強盗容疑者109人、加重暴行容疑者84人、性的暴行容疑者23人を含んでいる。中には、ブルックリン区コニーアイランドで3月、車の中から発砲し7歳の少女を負傷させたとして、殺人未遂の疑いをかけられているジャーデン・バスカービル容疑者(21)もいる。同じくブルックリン区内で3月に発砲し、居合わせた2人を負傷させたとして、ドリルラッパーのジェフリー・アレキサンダー容疑者(24)も捕まった。
USMSのマクマホン主席刑事は記者会見に臨み「凶悪犯罪を減らし、地域を安全にする目的」と説明。「大がかりな容疑者逮捕を目の当たりにすれば、市民も安心するはず」と続けた。同席したNYPDのスーウェル本部長は「逮捕だけでなく、容疑者を拘留することも大切だ」とコメントした。
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