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NY州内でサル痘の感染拡大
ワクチン不足深刻

(Photo: 米国保健福祉省事前準備・対策担当次官補局(ASPR)の公式ウェブサイトより)

ニューヨーク州内でサル痘の感染が拡大している。18日、abcニューヨークが報じた。これまでに490人の感染が確認された。そのほとんどがニューヨーク市内だが、ウエストチェスター郡でも16人の感染者が出ている。そんな中、市内ではワクチン不足が深刻になっている。
8000人分のワクチンは15日、予約開始から約7分で予約終了となった。ニューヨーク州のホークル州知事は、ブロンクス区、クイーンズ区、ブルックリン区内に新たにワクチン・クリニックを設け、3万3000人分のワクチンを今週中に供給すると発表したが、この分もすでに予約が埋まっている。ワクチン争奪戦は生き残りをかけたサバイバルゲームのようだとの声も上がっている。
現在のところ、感染者の多くは同性愛の男性。ニューヨーク市の健康問題アドバイザーを歴任したジェイ・バーマ医師は「感染スピードは早くはないようだ。ただ、データが不足しており正確に把握できていない」と指摘。「一部の市民に感染が集中しているが、コントロールできなければ他へ波及していく」と警鐘を鳴らしている。
サル痘は濃厚接触または体液を通して感染する。新型コロナウイルスより感染しにくい。発熱、筋肉痛、悪寒の後、発疹が出現する。医療制度の整った先進国での死亡率は1%未満とされている。
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