総務省元課長、不起訴不当の議決

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共同通信

 菅義偉前首相の長男に関連する「東北新社」の総務省幹部らへの接待問題を巡って収賄容疑で告発され、不起訴となった井幡晃三元衛星・地域放送課長について、東京第1検察審査会が捜査を不十分として「不起訴不当」と議決したことが28日、分かった。8日付。東京地検特捜部が再捜査する。

 審査を申し立てた市民団体「検察庁法改正に反対する会」は、東北新社が外資規制の違反を機に衛星放送事業を子会社へ承継させることに関し、便宜を図ってもらいたいとの意向を知りながら、2017年8~9月に接待や野球観戦チケットの提供を受けたとして、井幡氏を告発した。