第4回 骨盤調整コアヨガトレーナーの簡単エクササイズ

年末年始、体重を1グラムも増やさない方法

 

 毎年9月から12月までは、一気に時が駆け抜けるニューヨーク。というのは、10月のハロウインからイベントが目白押し。サンクスギビング、クリスマス、ニューイヤーズイブと飲めや歌えのパーティシーズン突入です。その上日本人の私たちには、お正月というビッグイベントもありで体重激増の誘惑が多い季節でもあります。食生活が乱れがちなこのシーズン。その上寒くてあまり運動したくないな。。というこの時期に、年末年始に体重を1グラムも増やすことなく、体の冷え、むくみからも解放され、逆に下腹が凹み姿勢が綺麗になる方法。。。

それはウォーキング。

 ニューヨークの冬は歩くには最高の街です。世界最先端のショーウィンドウを見ながら歩くこともできるし、セントラクパークのような映画のワンシーンのような静かな自然の中を歩くこともできます。でも、ふっとショーウィンドウに映るアナタはどんな姿勢をしていますか?どんな歩き方をしていますか?そう、背中を丸めてただドタドタと歩くだけでは、体重管理どころか、逆にヒザや腰を痛めてしまいます。姿勢もますます崩れます。ウォーキングはダイエット、健康管理にとてもいい運動ですが、正しい歩き方をしていれば。。。の条件付きです。それは、体幹=骨盤を中心としたインナーマッスルを意識して歩くこと。

 骨盤周りのインナーマッスルを使って歩けるようになると、家の中でも外でも、毎分毎秒が立派なエクササイズとなります。それが日常化する頃には、ショーウィンドウに映るアナタは、見た目年齢マイナス5歳!下腹スッキリ、背筋もスッと伸び、別人のように変わっていることでしょう。 また、インナーマッスルを使って歩けるようになると、歩くだけでセロトニンという幸せホルモンが分泌され、脳へ『自分は気分がいい』という情報が送られます。つまり、歩けば歩くほど、アナタはジワーっとした幸福感に包まれるようになります。もう今すぐ歩き出したくなりますよね!(笑)でも、このためには、やはりインナーマッスルの意識がとても大事。

 ではどうやってインナーマッスルを意識すればいいの??ですよね!

<座って>

  1. イスに座り、両足を床につき背もたれから背中を離して背筋を伸ばします。
  2. 太ももの裏でイスの座面を押しておへその位置を少し上に持ち上げるようにしてみてください。

<立って>

  1. 両足を腰幅に開きます。
  2. 両足の内くるぶしの下あたりで地面を押して、おへその位置を上に上げるようしてみてください。

おへそが自然と背骨に引き寄せられ、軽く腹筋が使われている感覚あればインナーマッスルが使われています。骨盤周辺を意識するので下腹もキュッと凹んでいますね!

<爪先立ち>
 さらに積極的にインナーマッスルを鍛えたい!という人は、朝、歯磨きする時に両足を並行に立ち、カカトをできるだけ高く持ち上げます。この時、親指のすぐ下で床を押すうようにします。最初はグラグラしたり、小指側に重心がかかってしまうこともありますが、親指の下で床を押すように意識すると、少しずつインナーマッスルが使えるようになります。

 今年の冬は、ぜひ骨盤周りのインナーマッスルを意識して、美しい姿勢で、いろんな冬のニューヨークシーンを歩いてみてくださいね。

村井ゆきこ
骨盤調整コアヨガトレーナー

NY、NJのスタジオ、オンラインで骨盤調整コアヨガクラスを開催中。12年にわたり日米の女性たちに骨盤周り、骨盤底筋にフォーカスしたストレッチ、マッサージなどを取り入れた『体調が良くなり姿勢が美しくなるヨガ』を指導。オンラインクラスには世界各国から参加がある。

骨盤調整コアヨガクラス:https://resast.jp/inquiry/47879
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