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へリングの未公開壁画、16日まで見物可能
小児病棟の子どもたち描いた作品

日本人にもおなじみのアーティスト、キース・ヘリングの壁画が17日、ニューヨークのサザビーズで競売に掛けられる。小児病棟の壁に描かれたもので、一般公開されたことがない作品だ。これに先立ち、サザビーズのヨークアベニューギャラリーで16日まで展示されており、見物が可能。タイムアウトが7日、伝えた。
へリングは1986年、マウントサイナイ・クラビス小児病院の患者のために、数枚の絵を描くよう依頼された。要請を受け、三度にわたって訪問し、マーカーとメモ帳を持って各部屋を駆け回り、多くの小児患者のために絵を描いた。3回目の訪問時、小児病棟の2階に壁画を描かせてもらうよう頼んだという。
許可を得られたヘリングが絵を描き始めた途端、患者の子どもたちは部屋から出てきて、その様子を見たり、アートについて話すのを聞いたりした。完成した作品は、15フィートの壁を使って、双頭の犬と5足のスニーカー。左下には、病院のすべての患者を表現した子どもが描かれ、犬の上には、毛虫と曲げられる生き物が乗っている。
小児病棟は3年後に取り壊されたものの、へリングが手掛けた壁画は保存された後、30年以上にわたって、ひっそりと保管されていた。落札額は50~70万ドルに上る見通し。収益の一部は、この小児病院などが提供するプログラムや臨床治療に役立てられる。
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