Hマート、アッパーイーストサイドに出店へ 韓国系スーパー、物件を購入 

 

 

Hマート、アッパーイーストサイドに出店へ

韓国系スーパー、物件を購入 

 

ノーザン144店のオープニング=2021年2月(本紙)

 

 韓国系スーパーマーケットチェーン「Hマート」が、マンハッタン区アッパーイーストサイドに新店舗をオープンする。ザ・リアルディールが12日、報じた。

 Hマートは、東86丁目223番地にある約8500平方フィートの小売店舗用コンドミニアムを870万ドル(1フィートあたり約1024ドル)で購入。同物件は、2アベニューと3アベニューの間の13階建て住宅ビルの1階部分にあたる。道を挟んだ向かいには、人気スーパーマーケットチェーン「フェアウェイ」がある。資本整備のために最大6カ月を要する見込みで、プロジェクトはまだ確定していないという。

 Hマートは、クイーンズ区ウッドサイドで1982年に創業。本社はニュージャージー州にある。韓国系米国人の間では広く知られた存在だったが、レコーディング・アーティストのミシェル・ザウナーによる2021年発刊のベストセラー回想録「クライング・イン・Hマート」により、注目を浴びるようになった。

 Hマートは、全米で約100店舗を展開。ニューヨーク市には、クイーンズ区の7店舗、マンハッタン区コリアタウン、イーストビレッジ、モーニングサイドハイツなど、計10店舗以上がある。昨年末には、クイーンズ区サニーサイドのノーザン・ブルバード48―18番地にある6万4000平方フィートの店舗を借り、新店舗をオープンした。

 


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