チェース銀行のATMコーナー 一部の支店、24時間営業停止 

 

 

チェース銀行のATMコーナー

一部の支店、24時間営業停止 

 

営業時間の変更を知らせるチェース銀行の張り紙。24日、マンハッタン区タイムズスクエアにて(Photo: 本紙)

 

 米金融最大手JPモルガン・チェース銀行(JPM)は、犯罪や浮浪者の増加を理由に、ニューヨーク市の一部のATMで、24時間営業を停止した。CNNが23日、報じた。

 JPMの広報担当は先週、一部のATMが夜間利用できないことを巡り、苦情をツイートした利用者に対し「これまで24時間年中無休で営業していたATMコーナーで犯罪や浮浪者が増加したため、通常の支店営業時間に合わせ、一部の支店で午後5時又は6時以降、ATMコーナーの入口を閉鎖する」と謝罪文を添えて返信した。

 その他の一部ATMは、午後10時に閉鎖される。JPMは市内に数百の支店を持つが、営業時間を短縮するATMは、ごく一部に限られるという。影響を受けるATMの場所や台数については、明らかにせず「ATMの営業時間はその都度見直し、様々な理由で一時的に夜間閉鎖することもある」との声明を出した。

 アダムズ市長は23日の記者会見で「ATMコーナーに入って、誰かが放尿したり、叫んだりしている姿など誰も見たくない。人々が市から離れていくのを望んでおらず、安全で安心できる環境を作らなければならない」 と支持する姿勢を示した。一方、変更を快く思っていない利用者から「深夜に雑貨店のATMを利用してぼったくられる手数料を返してくれるのか」などのツイートも見られる。

 


最新のニュース一覧はこちら←

 

 

タグ :  ,