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「働く市民のために」機会拡大
アダムズ市長が施政方針演説


ニューヨーク市のアダムズ市長は26日、クイーンズ区のクイーンズ・シアターで今年の施政方針演説を行い、意欲的な「働く市民のための施策」を発表した。同日、ゴッサミストが報じた。
同区で母子家庭に育ったアダムズ氏は、「ダブルシフトもいとわず昼夜働き、家族の健康と安全を守る市民。あなたのために市はもっと支援しなければならない」と指摘。実習生制度を拡充し、2030年までに3万人に職能訓練を行うと約束した。また、マンハッタン区ミッドタウンに低所得者向け住宅を増設。シェルターに1週間以上滞在したホームレスには医療を無償で提供するとした。犯罪対策としては常習者の取り締まり強化を提唱。市の裁判所への財政支援を増やし、州政府と協力して保釈制度を改めていく考えだ。さらに、信号無視など無謀運転の摘発にも注力し、交通安全強化にも取り組む。
環境問題では、向こう20カ月の間に堆肥化プログラムを市全域で実施すると表明。30年までにウーバーなどの相乗り用の車両を電気自動車化するよう求めていく。ビザなし越境者を巡ってはすでに4万2000人を受け入れたと説明。連邦政府や州政府の支援を要請した。会場にはホークル知事も姿を見せ、「積極的かつ感動的な演説」と称賛。協力する意向のあることを明らかにした。
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