ロシアの侵略罪で特別法廷設置を

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共同通信

 欧州連合(EU)の法相に当たるレインデルス欧州委員(元ベルギー外相)は4日までに東京で共同通信のインタビューに応じ、7月に東京で開かれる先進7カ国(G7)司法相会合で、ロシアが国連憲章に反してウクライナに侵攻し占領した「侵略犯罪」を裁くための特別法廷などの設置を目指す協議を行いたいとの考えを示した。

 ロシアの犯罪を立件するため、レインデルス氏はG7で唯一アジアの国で議長国の日本が「(アジア)地域への真の影響力」を行使し、国際社会の支持を集めるよう期待感を示した。

 ウクライナの子ども連れ去り容疑で国際刑事裁判所(ICC)が3月、ロシアのプーチン大統領らに逮捕状を出している。