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ニューヨーク市のアダムズ市長は13日、激増する不法越境者の受け入れセンターとして、グランドセントラル駅の近くにあるルーズベルトホテルを利用すると発表した。
同ホテルは1924年に創業した約1000室の老舗。映画「フレンチ・コネクション」「ウォールストリート」などにも登場した。パキスタン国際航空が所有しているが、新型コロナウイルス禍で過去3年閉鎖されている。市長によると、ここでテキサス州から移送されてきた不法越境者に法律や医療、移住などの支援サービスを提供。今週から175室を家族用シェルターに利用し、最終的には850室をシェルターとする。残りの100〜150室は、移住前の一時的宿泊施設に使うという。
米南西部国境の不法越境者は、コロナ禍の制限措置「タイトル42」失効後に激増している。その分ニューヨーク市への移送も増えると懸念されている。「すでに6万5000人以上の亡命希望者を受け入れてきた」とアダムズ氏。「ここ以外に緊急シェルター140カ所、人道的救済センター8カ所で対応してきたが手一杯。連邦および州政府の支援がなければこれ以上適切に対処することは不可能だ」と訴えた。ニューヨーク市は不法越境者の一部をアップステートのロックランド郡やオレンジ郡に送り込んだが、地元で強い反対に遭っている。(14日、ニューヨークポスト)
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