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ニューヨーク市議会は8日、生ごみと一般ごみの分別を義務付ける条例案を可決した。回収された有機廃棄物は、堆肥化(コンポスト)される。分別義務は、10月のブルックリン、クイーンズ両区を皮切りに、来年3月にブロンクス区とスタテン島、同年10月にマンハッタン区へと、順次スタートする。ニューヨークタイムズが伝えた。
分別義務付けは、市が埋立地に送る有機廃棄物の量を削減するとともに、発生するメタンと呼ばれる非常に強力な温室効果ガスを減らすのを目指している。違反者には、罰金が科される。アダムズ市長は既に、市全域でのコンポスト計画を発表していたが、任意にとどまっており、今回の条例案は義務化にあたる。アダムズ氏の条例案への賛否は不明とされるものの、拒否権を覆すのに十分な支持を得ているという。
市独立予算局の2021年の報告書によれば、市の家庭ごみの約半分は有機物が占めており、家庭用固形廃棄物の中でも、埋立地から転用できる最大に上っている。
ニューヨーク市は、廃棄物管理の観点で遅れが目立っている。サンフランシスコとシアトル両市は09年から、コンポストの義務化を始めており、カリフォルニア州は州全体でコンポストを義務付けている。
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