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NYの食料配給所訪問者が急増
食料支援給付金終了、公的扶助遅延とインフレ

ニューヨーク市の非営利団体によれば、無料の食料を求め、食料配給所を訪れる市民の数が増加している。
慈善団体「サルベーションアーミー」によると、2023年に入ってから最初の9カ月間でニューヨーカーに提供した食料は、前年同時期と比較し53%増えたという。市のフードバンクでも、2月以来、月平均訪問者数が8%増加していた。
食料配給所のプロバイダーは、この原因を、パンデミック時の食料支援緊急給付金の終了、市の機関による公的扶助給付の記録的な遅れ、および需要の増加による食品価格の高騰にあると指摘している。
社会福祉局の担当者によると、8月31日の時点で、約3万世帯が現金扶助や補助的栄養支援プログラム(SNAP)の給付を受けるために1カ月以上待たされていたという。法律扶助協会が提供した追加の数字によると、そのうち4千世帯は2カ月以上、また300世帯は90日以上待たされていた。
労働統計局が12日に発表したデータによると、ニューヨーク地域の9月の食品価格は前年比で3.6%上昇していた。(13日、ゴッサミスト)
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