日本エアロテック社長ら逮捕

Published by
共同通信
東京地検などが入る合同庁舎にある石看板

 東京地検特捜部は8日、架空の課税仕入れを計上し、消費税約6300万円の還付を不正に受けようとしたなどとして、消費税法違反の疑いで東京都調布市の航空機整備会社「日本エアロテック」の社長小山純二容疑者(70)と同社で相談役を務めていた浅見掌吉容疑者(75)を逮捕した。

 逮捕容疑は2人で共謀し、2020年11月~21年10月の課税期間で消費税約130万円を免れたほか、消費税や地方消費税計約6300万円の還付を受けようとした疑い。

 関係者によると、日本エアロテックが所有していた格納庫を、別会社から購入したと見せかけ、課税仕入れがあったことにしていたという。