カジノ店従業員に液体、可燃性か

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共同通信
送検のため大阪・南署から移送される池田政哉容疑者=9日午後1時1分

 大阪市中央区の繁華街・ミナミのカジノ店で従業員2人を切り付けて現金を奪ったとして、強盗殺人未遂容疑などで逮捕された大阪府池田市の自営業池田政哉容疑者(45)が事件直前、液体を従業員にかける様子が店内の防犯カメラに写っていたことが捜査関係者への取材で分かった。大阪府警は可燃性の可能性もあるとみて調べる。9日、容疑者を送検した。

 捜査関係者によると、液体は容疑者がペットボトルに入れて店内に持ち込んだとみられ、従業員は「液体をかけられた」と話しているという。府警は従業員を脅して現金を奪う目的でかけたとみて、液体の鑑定を進めている。