「レコード・バー」が人気 日本の「名曲喫茶」にルーツ 

 

「レコード・バー」が人気

 

日本の「名曲喫茶」にルーツ 


BierWaxではロングアイランドなど地元のクラフトビールの種類が豊富(BierWaxのインスタグラム(@bierwax)よりスクリーンショット)

 

店内でレコードを再生し、音楽を鑑賞しながら飲食するのは「名曲喫茶」のある日本の伝統だ。それをルーツにしたバーやレストランがニューヨークで人気を呼んでいる。

ブルックリンのプロスペクトハイツにある「BierWax」。2017年にオープンしたバーだ。店内には5000枚を超えるレコードが並ぶ。ラップ、ロック、ソウルなどジャンルは様々。ビールの種類も突出している。ロングアイランドなどのクラフトビールが9〜11ドルとお手ごろ。甘さと苦さのバランスのとれたFraming Hammerを試してみたい。ラガー系のバルチックポーターで、コクが深い。

同パークスロープの「Honeycomb Hi-Fi Lounge」。レトロなステンドグラスに照明を落とした店内の心落ち着く居酒屋だ。DJが入るターンテーブルステーションの後ろにレコードが並ぶ。1969年に創立され、日本のポップスを育んだアルファミュージックを特集する「アルファ・ナイト」もある。内装に音響効果を高めるパネルを使用。メニューに「会話は、他の客が音楽を楽しむのに邪魔にならない程度に」と注意書きがあるほど音にこだわる。

ここではカクテルを楽しみたい。日本のウィスキーをベースにしたハイボール、メスカル、テキーラにオルジェーシロップ、ナツメグ、ライムを使った「Infante」、ジンに黒トリュフ・ハニーとレモンを加える「Super Bee」がおすすめだ。(5日、タイムアウト

 

Honeycomb Hi-Fi Loungeでは日本のウィスキーを使ったカクテルが楽しめる(Honeycomb Hi-Fi Loungeのインスタグラム(@ thehoneycomb_bk)よりスクリーンショット)

 

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