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共同通信
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【花蓮共同】台湾東部沖地震で大きく傾いた花蓮市内のマンションについて、台湾当局は5日午前にも解体作業に着手する。このマンションでは住民1人が死亡。検察当局による調査のため、さらなる傾きを防ぐ工事で保全を図っていたが、証拠採取がほぼ終わった。
マンションは市中心部にある9階建ての「天王星大楼」。低層階がつぶれて傾き、住民らが閉じ込められ、女性1人が死亡した。検察当局は耐震性に問題がなかったかなどを調べている。
同マンションは築約40年で、2018年の地震の際も壁や床が損壊し補修していた。専門家らからは強度不足の可能性が指摘されている。