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無料宅配荷物保管ロッカー「GoLocker」
盗難防止に市が試験的に設置

ニューヨーク市は10日、宅配荷物の盗難防止とトラックの往来削減を目指した1年間の試験的プログラムとして、無料で荷物を保管できる公共ロッカーの設置を、ブルックリンとクイーンズで始めた。マンハッタンにもまもなく設置される。
市ではパンデミック後、宅配商取引が爆発的に増加。約80%の世帯が週に1回以上、また20%が週に4回以上、宅配荷物を受け取っている。これに伴い、荷物の盗難も急増。市内5区で毎日約9万個の荷物が配達中に盗難・紛失しており、その多くはドアマンや安全な郵便室のない建物からだ。GoLockerの緑色の大きなロッカーの利用には、QRコードかユーザーに送信されるアクセスコードが必要で、監視カメラも設置され安全だ。ロッカー1台で25個の荷物を保管できる。登録すれば、いつでも荷物の預け入れや受取が可能だ。GoLockerのロッカーは基本的に有料の会員制だが、市の試験的ロッカーの利用は無料で、納税者の負担もない。
設置場所は、ブルックリンのラファイエット・アベニュー830番地、ロッカウェイ・パークウェイ1380番地、ブルックリン・アベニュー1086番地、ベッドフォード・アベニュー2036番地、ワイコフ・アベニュー72-80番地、クイーンズの49丁目47―01番地。マンハッタンの9アベニュー778番地にも近日設置される。(10日、amニューヨーク)
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