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ニューヨーク市の女性が、十代の若者2人によるVenmo(ベンモ)を使った詐欺被害をTikTok上でシェアし、注意を呼びかけた。動画は4万回近く再生され、他に被害者がいれば連絡するよう呼びかけたところ、金融街で10人、ブルックリン区ウィリアムズバーグや市内他地域での被害報告が寄せられた。

企業弁護士のガブリエラ・マーティンさんは6日、マンハッタン区金融街のブロードウェイとリバティ・ストリート近くの公園にいたところ、2人の若者から、自分たちのスポーツチームに寄付して欲しいと声をかけられた。マーティンさんは現金を持っていなかったが、ベンモで良いと言われ、1ドルか5ドルを寄付しようと携帯電話のアプリを開いた。すると、若者の1人がマーティンさんから携帯電話を取り上げ、送金操作を始めた。その間、他の1人は世間話をしていた。2人が去った後、アプリを確認すると、2500ドルが送金されていた。
市警(NYPD)は現在、同事件について捜査中。逮捕者は出ていない。ベンモは、マーティンさんに返金した。NYPDは住民に、携帯電話をしっかり持つよう、またVベンモはユーザーに、追加の保護策としてFace IDとPINを有効にするよう勧めている。万が一詐欺にあった場合、ベンモへの連絡・報告が必要だ。(9日、CNNニュース)
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