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ニューヨーク市の月平均家賃は3783ドル80セントで、平均的な米国人が支払う家賃の164%に上ることが、新たな調査でわかった。

ニューヨーク市の賃貸住宅に住む住民は、平均して税引き後の可処分所得の68.39%を毎月の家賃に充てる必要がある。2024年5月現在、市民の平均給与額は8万9千ドル弱。賃貸アパートの中の5%以下しか、平均的な収入の市民には手が届かないという。市の家賃の中央値は、22年から23年だけで8.6%急上昇している。QRコード生成サービス「QR Code Generator」の新たな調査による。
しかし、驚くべきことに、市は米国で最も家賃の高い都市ではない。調査によると、コネチカット州ブリッジポートが、一戸建て住宅の平均家賃が5641.92ドルでトップだった。コネチカット州民の税引き後の平均月収は6157ドル33セントであることを踏まえると、ブリッジポートに住む平均的な住民は、所得の91.63%を家賃に費やしていることになる。
ブリッジポートに次いで家賃が高いのは、2位ロサンゼルス、3位サンノゼ、4位サンディエゴと、カリフォルニア州の都市が占める。同調査で分析された米国の主要100都市のうち、同州は10都市と、最も多くの都市がランクインしていた。
ニューヨーク市民は、所得の大半を家賃に費やしているものの、少なくとも生活の質では全米で最高の都市にランクされている。(22日、シークレットNYC)
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